中国各地の反日デモなどの影響で中国人観光客のキャンセルが相次ぐホテル・旅館。空室を埋めるため、激安の宿泊クーポンが今後登場するかも

投稿者: | 2012年9月19日
ポンパレ
リクルートによる、割引チケット共同購入サイト。

2012年9月に入ってからの、中国国内各地で勃発している反日デモや、反日感情の高まりを受けて、中国から日本への観光に影響が出始めているようです。
地方の温泉旅館やリゾートホテルでは、中国人観光客の割合が全体の半数程度を占めるような施設もあり、経営への影響は小さくないようです。

9月中旬以降、都心部のホテルなども含め、とくに団体客のキャンセルが相次いでいるようで、東日本大震災以降にようやく回復してきたホテル稼働率も下がり気味になっているところも。

そのような、突発的で予測できない影響により宿泊客が落ち込んでいるときに、ホテル・旅館などが昨年活用したのがクーポン共同購入サイト。
東日本大震災のあと、稼働率が激減したホテルや旅館などを、通常の宿泊料金から大幅に安く設定した値段でクーポン・チケットを販売し、稼働率を回復させたり新しい利用者層を取り込んだりした例があります。

今回のようなケースでも、キャンセルによる空室を埋めるために、昨年同様に大幅にディスカウントした割引クーポン・チケットが今後登場してくる可能性があります。
普段はなかなか泊まれないようなホテル・旅館が、おトクに利用できるようになるかもしれません。